北斗の拳のレイの名言は? どんな人物なの?

この記事では、『北斗の拳』に登場する南斗六聖拳、「義星」のレイについて扱っています。

レイは北斗の拳に登場した当初は、非常にすさんだ性格をしています。

けれどレイは、ケンシロウたちに出会い、その行動に触れることで、少しづつ人間らしさを取り戻していきます。

そんなレイの「名言」について、調べてみました。

北斗の拳のレイの名言は?

北斗の拳のレイの名言は、以下のとおりです。

「ちょっと女装すりゃ きさまらのようなウジ虫どもがとびついてきやがる!!」

「そんな汚ねえゲスなおまえらでもたったひとつだけ役にたつことがある」

「だまっていてもおれの所に食料をはこんでくることだ!!」

→レイの登場時のセリフ。女装からの正体をあらわすシーン。ずいぶんゴツい女だなあ……。

「胸に七つの傷を持つ男… やつをみつけ殺すまでは たとえ泥をすすってでもおれは生きのびる!!」

→自分を襲ってきた男たちを逆に襲い、食料を奪いながら不穏な言葉を吐くレイ。

胸に七つの傷とは、まさか……?

「今のはおまえの女か?」

「もしきさまの女だったら他人にとられんようにすることだな」

「おれの名はレイ… おぼえておくがいい!」

→ケンシロウとレイ、ふたりが初めて対峙した時のレイのセリフ。

レイはケンシロウと同じくマミヤの村の用心棒として雇われたのだが、リンとバットに「人を助けるような目をしていない」「大悪党のツラ」と散々な言われようをする。

この時のレイは悪人そのものだった。

「も…もしや これは!? 南斗聖拳と唯一匹敵する一子相伝によってのみ伝えられるという伝説の拳法…」

「きさま 北斗神拳を!!」

→牙一族がマミヤの村を襲い、早速初仕事をこなすケンシロウの拳を初めて見たレイが言うセリフ。

同様にケンシロウもレイの南斗水鳥拳を見て驚く。

「おれは悪党どもの中を生き抜いてきた男 目をみればそいつがどんな男かわかるつもりだ」

→ケンシロウの、自分にも七つの傷があるとしたらどうするという言葉に対するレイの答え。

「や…やめさせろ~~~っ!! きさまらその汚れた手で妹に触れるんじゃねぇ」

→牙一族に捕らわれ、翻弄されるアイリを前に必死なレイ。

レイは胸に七つの傷を持つ男にさらわれた妹アイリを探して旅をしていたため、やっと見つけた妹を前に正気を失っていた。

「ば…ばかやろう なぜ戦おうとせん!! かりにも南斗聖拳を極めたこのおれに 無防備の男を殺せというのか!!」

→牙一族にマミヤとアイリを人質に取られ、ケンシロウと戦うことになったレイ。

ケンシロウが手を出さないことにいら立ち、叫ぶ。

「ケン! たとえおまえがアイリを連れ去った本人だといってもおれは信じはしない それぐらいおれにはわかる!」

→ケンシロウが自分の胸の七つの傷をレイに見せた時にきっぱりとレイが言ったセリフ。

ケンシロウがレイを信じて傷を見せるところ、それに応えるレイの名場面。

「たとえ命をくれといってもおれは拒まん いってくれ 友の言葉としてきこう」

→ケンシロウからの頼みにうなずくレイのセリフ。はっきりとケンシロウのことを友と呼ぶ名場面。

「変わらんなアミバ 今度は北斗神拳に目をつけたか おまえの顔と一緒でひとつにおちつかん」

→南斗聖拳と北斗神拳の間を落ち着かずに行き来するアミバを皮肉るレイ。

「ほお~~~ 元の顔にもどってきたな」

→ケンシロウに顔をボコボコにされ、トキのふりが難しくなってきたアミバにレイが言ったセリフ。

「そのむくわれぬ愛のために………」

→たとえその心にユリアがいようとも、ケンシロウを想い、けなげに追いかけるマミヤにレイが送ったセリフ。

教会の鐘を鳴らしながら……。

「おい つづけろ この墓に入るのは獄長だ! このサイズでははいりきらん!」

→トキが捕らえられている監獄、カサンドラの獄長ウイグルに挑発的に言うレイ。

「今日は北斗七星がよくみえる そのわきで輝く小さな星までも」

→アイリやリン、バットの待つ村へ向かうレイ。

その頭上には死兆星が輝いていた……。

これからのレイの運命を感じさせる、不気味な場面。

「てめえらの血は なに色だーーーーっ!!」

→リン達のいる村を襲った拳王侵攻隊に向けて、血だらけのリンを抱えながら怒りをあらわにするレイ。

有名なセリフ。

「もう おれに弱点はない アイリはおれから離れた 自分の意志で生き! 自分の意志で死んでいくだろう」

→拳王侵攻隊がレイへの人質に取ろうとしたアイリが弓を持って戦いだしたことで、アイリの自立を尊重するレイ。

「南斗究極奥義 断己相殺拳(だんこそうさいけん)!!」

→ラオウに一矢報いる覚悟で対峙したレイの奥義。

しかし空に飛んだその体はラオウが放ったマントに包まれ、マントの上からレイに死の秘孔が……。

「ど…どうしても戦うのなら こ…これだけは胸に叩き込んでおけ!!」

「お…おまえは生きねばならん たとえ相打ちでもそれは負けと同じだ!! おまえはこの時代に必要な男 リンやバット みんなのために生き続けなければならんのだ!!」

→ラオウとの、勝ち目の薄い戦いに挑もうとするケンシロウに必死に呼びかけるレイ。

自分の命もかえりみず、ケンシロウを案じるその姿はひたすらに哀しい。

「や…やめろラオウ やめてくれ!! その女だけは その女だけは殺さないでくれーーーーっ!!」

「その女マミヤは おれに愛というものを教えてくれた!! たったひとりの女だ!!」

→トキにとどめを刺そうとしていたラオウに向けて、戦えるのは自分だけだと弓を引こうとするマミヤ。

だが、北斗神拳には矢を放った相手に矢が返る技がある。

ラオウにマミヤの命乞いをするレイ。

ついでにちゃっかりと公開告白してしまうレイ兄さん。

「あとは…あとは死に方だけの問題だ! 死に方のな…」

→ラオウに秘孔新血愁(ひこうしんけつしゅう)を打たれ、あと3日の命となったレイのセリフ。

体は徐々に破壊されていく……。

レイは3日の命をどのように使い、散ってゆくのか。

「うむ…死んでいる」

→北斗神拳を受けたメディスンシティーのボス、ガルフにレイが言うセリフ。

暗い展開が続く中、コミカルな場面。

「……女だ…… やはりおまえは女だ!!」

→女を捨てたと頑なに思い込もうとするマミヤに告げるレイ。

「フ…… おれは死んでいく身…… マミヤの愛など求めぬ」

「ただ おれはマミヤのために死に…… あの女の心の中で生きていきたいのだ」

「こんな時代だ 男たちの命は短い しかし女は子を産み……そして物語を語り継ぐ」

「男の戦いの物語を!!」

→自分の死を前にして、ユダを倒す決意を固めるレイ。

切ないまでのマミヤへの愛が語られる。

レイの名言の中でも印象深いセリフ。

「ケ…ケン もう死兆星が落ちてきそうだ」

→ユダに欺かれたケンシロウとレイ。

レイの命は残り僅か1日。

天を仰いでレイが言うセリフ。

「おまえたちにはわかっているはずだ おれがどっちを選ぶかは」

→数日の苦痛に満ちた延命を選ぶか、それとも死かと問われたレイがきっぱりと言うセリフ。

「マミヤ……どこまでも哀しい女よ ならばおまえのためだけに死ぬ男がひとりぐらいいてもいい」

→マミヤも死兆星を見ているとユダに告げられたレイが、一筋の涙を流しながら言うセリフ。

名場面。

「死ぬのはおまえだ!!」

「きさまは南斗六聖拳を崩壊に導いた男!! 南斗水鳥拳の伝承者の名にかけてきさまを処刑する」

→ユダに挑発されたレイが毅然と言うセリフ。

「フッ…… 愛を知らぬおまえには 決して わかるまい」

「ユダよ!血化粧はおのれの血でするがいい!!」

→戦いでユダを圧倒するレイ。

ユダの、おれはきさまの血で化粧がしたいというセリフに対するレイの答え。

「南斗水鳥拳奥義!! 飛翔白麗(ひしょうはくれい)!!」

「衰えたな ユダ……」

→水面を叩いて空に舞うレイ。

一瞬その姿に見とれたユダにとどめの一撃を放つレイのセリフ。

「ユダ おまえもまた孤独!! だが…おれもすぐに行く…」

→ユダが死んだと分かるや否や、ユダの部下たちは一斉にその場から逃げ出していく。

自分の胸の中で息絶えたユダに語りかけるレイ。

「フッ… とうとう最期の時がきたらしい」

→突然、こめかみから血を噴き出しながら言うレイ。

ついにその時が来た……。

「マミヤ… いいか死兆星が頭上に落ちる日まで精一杯生きろ!!」

「たとえ一瞬でもいい! 女として生きろ 女の幸福を求めるのだ」

「さらばだ」

「くるな!!」

「きてはならぬ…おれは おまえにだけは おれの砕けていくぶざまな死に方を見せたくない」

「しあわせにな!」

→マミヤへの、レイの最期のセリフ。

「トキ…世話になった」

「ケン 生きつづけろ 死ぬなよ」

「今の時代 お前の北斗神拳が必要なんだ 涙を笑顔にかえるために」

「アイリよ… 先に ゆく にいさんを許せ…」

「さらばだ!」

→トキ、ケンシロウ、アイリへのレイの最期のセリフ。

レイの名言の考察

蛇足になるかもしれませんが、レイの名言の考察を少し。

レイは、(詳しくは後述しますが)南斗六聖拳、「義星」の宿命を背負う男です。

そのため、自分のためというよりは友のために、愛する者のために(時には強敵のために)発した言葉が名言となっていることが多いようです。

また、ケンシロウの相棒という立ち位置のため、ケンシロウが雑魚や強敵と戦っているときの解説役に徹することもあります。

私的にはとにかく、惜しい男を失くしてしまったという思いでいっぱいです……。

北斗の拳のレイはどんな人物?

北斗の拳のレイは、南斗六聖拳、「義星」の宿命を背負う男です。

「義星」の宿命とは、「人のために生き、命を懸ける」といったもので、レイはその宿命通り、初めは妹アイリのために、そしてケンシロウたちと出会い、仲間になってからは、仲間のためにその命を捧げます。

ケンシロウにとっては相棒とも呼べる存在です。

見た目は、コミックス版では長い黒髪を持つ、女と見まごうような美しい青年の姿に描かれています。

南斗聖拳の中でも最も美しいとされる、南斗水鳥拳の使い手です。

動きは水面に浮かぶ水鳥のように優雅華麗であるにもかかわらず、その拳の威力は比類なき残虐非道の必殺拳であるとコミックスでは語られています。

まとめ

北斗の拳のレイ、その名言と簡単な人物像について調べてみました。

レイはケンシロウの相棒とも称されるくらいに登場巻数が長い人物です。

コミックスの3巻~10巻に登場するので、北斗の拳の前編を牽引する人物、といっても差し支えないでしょう。(ちなみに後編は16巻より始まります)

長く登場する分、名言も多岐に渡っています。

皆様のお気に入りのセリフは見つかったでしょうか?

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