【ジョジョ】4部のあらすじはどういうもの?面白いの?

【ジョジョ】杜王町の運命の出会い

承太郎は日本の杜王町という小さな町を訪れ、そこで「東方仗助」を探し求めていました。

東方仗助は、承太郎の祖父であるジョセフ・ジョースターの愛人の子供であり、血縁的には承太郎の叔父に当たる存在でした。

彼はジョセフが遺した財産の相続人を探していたのです。

承太郎は杜王町の街を歩きながら、仗助との出会いを期待していました。

そしてその期待通り、彼らは偶然の出会いを果たします。

仗助は普段は優しい心を持つ青年でしたが、髪型を揶揄されると怒り狂ってしまうという一面を持っていました。

彼の特異な能力「クレイジー・ダイヤモンド」は、一度壊れたものを元通りに修復する力を持っていました。

承太郎はジョセフの件を仗助に話すと同時に、杜王町に住む危険なスタンド使い・アンジェロに警戒するよう警告しました。

アンジェロは自らの体を液体に変え、相手を攻撃する危険なスタンド能力を持っており、過去に無数の犯罪を犯してきた凶悪な存在でした。

ある日、アンジェロは犯罪を行っている最中に仗助に邪魔されます。
その一件がきっかけで彼は仗助に対して激しい殺意を抱き、報復のために狙いを定めます。

水蒸気に自らの体を変えることで仗助の祖父を襲撃し命を奪うアンジェロ。

しかし、仗助は巧妙な策略を用いてアンジェロを捉えることに成功します。

仗助は自らの体の中にバラバラのゴム手袋を仕込み、クレイジーダイヤモンドの能力でゴム手袋を修復することでアンジェロの身体を制御し、本体である片桐安十郎を岩と同化させて身動きを封じることに成功します。

こうして、アンジェロは「アンジェロ岩」として杜王町の観光名所となる運命を辿りました。

後に判明したことですが、アンジェロはかつて何者かに弓矢で射抜かれ、その時にスタンドの能力を得たことが彼自身によって明かされるのです。

【ジョジョ】億泰との出会いとスタンド使いの戦い

仗助と広瀬康一は同じクラスの友人でした。

ある日、二人は人が住んでいないと思われる館に興味を持ち、覗き込むことにしました。

しかし、康一が突然何者かに矢を射られ、体を射抜かれてしまいます。

館から出てきたのは虹村億泰という謎めいた人物でした。

彼は「ザ・ハンド」というスタンドを持ち、右手で掴んだ物を空間ごと削り取る能力を持っていました。

仗助と億泰は激しい戦いを繰り広げますが、仗助がハンドの能力を利用して勝利を収めます。

一方、億泰の兄である虹村形兆は康一を館に引き込みます。

仗助は形兆に立ち向かい、彼の「バッド・カンパニー」というスタンドとの戦いを始めます。

形兆のスタンドはミニチュア軍隊であり、個々のスタンドを攻撃しても形兆にダメージを与えることはできませんでした。

しかし、仗助は頭脳を駆使し、形兆の自爆を誘って勝利を勝ち取ります。

戦いの後、虹村兄弟がDIOの死によって不死身の化物と化した父親を殺すためにスタンド使いを探していたことが判明します。

仗助たちは彼らを助ける決意をしますが、その途中で電気を操作するスタンド「レッド・ホット・チリ・ペッパー」によって弓と矢を奪われてしまいます。

さらに次々と現れる様々なスタンド使いと出会い、戦いを繰り広げる一行。

康一は小林玉美というスタンド使いと出会い、彼のスタンド「ザ・ロック」に苦しめられますが、康一のスタンド「エコーズ」が覚醒し、彼を手下にします。

仗助は間田敏和というスタンド使いを追跡し、彼のスタンド「サーフィス」によって乗っ取られそうになりますが、康一のフォローで難を逃れます。

最終的に仗助たちは間田を打ち倒し、安堵します。

しかし、日常が戻ったと思われた矢先に康一に対して告白をする山岸由花子というスタンド使いが現れます。

彼女のスタンド「ラブ・デラックス」は自在に髪を操り攻撃する能力を持ちます。

康一は彼女の危険性を感じたために告白を断りますが、山岸は執拗に康一を拉致しようとします。

エコーズが機能せず窮地に追い込まれた康一は、新たな力「エコーズ act2」に目覚めます。

これによって山岸を救出し、彼女を打ち負かします。

山岸を救った岩は「ポヨヨン岩」として杜王町の観光名所となります。

安心した仗助と億泰は、体を回復する不思議な料理を振る舞うトニオ・トラサルディーのイタリア料理屋に行きます。

しかし、トニオの正体がスタンド使いであることに気付きます。

トニオの真意を理解した仗助は彼に詫びを入れるとともに、新たな冒険への準備を始めるのでした。

【ジョジョ】冒険と友情の絆 ― 仗助と仲間たちの戦い

承太郎はジョセフ・ジョースターが、スタンド「ハーミットパープル(隠者の紫)」を使い、弓と矢の行方を探しに杜王町に来ることを仗助たちに伝えました。

しかし、そのやり取りを聞いていた「レッド・ホット・チリ・ペッパー」というスタンドが現れ、仗助や億泰たちに襲い掛かってきたのです。

激しい戦いの末、一時はレッド・ホット・チリ・ペッパーを追い詰めることに成功しますが、途中でスタンドの充電を許してしまい、再び復活させてしまいます。

レッド・ホット・チリ・ペッパーはジョセフの到着を聞き、彼を殺すために船に向かいます。

しかし、仗助はスタンド「クレイジー・ダイヤモンド」を使い、レッド・ホット・チリ・ペッパーをゴムのタイヤで囲み、海に落として倒すことに成功します。

こうして、ジョセフと初めて対面した仗助は(父親との対面!)、お互いを知っていく中で信頼関係を築いていくのでした。

またある日、康一は間田に誘われて漫画家の岸辺露伴の家を訪ねます。

岸辺露伴は漫画に魂を込めており、康一と間田から情報と体験を引き出そうとします。

露伴は自らのスタンド「ヘブンズ・ドアー(天国への扉)」を使い、人を本のような状態にして記憶を読み取り、新しい記憶を書き込むことができるのです。

そして、康一は露伴によって情報を奪われ、さらに攻撃できないような書き込みを受けてしまいます。

それを知った仗助と億泰は露伴の家に向かい、彼と対決します。

億泰は苦戦してしまいますが、仗助が怒りに身を任せて露伴を殴りつけ、勝利を収めます。

また別の日、仗助は承太郎から「狩り」に誘われます。

承太郎は弓と矢で射抜かれたネズミが町にいることを打ち明け、ネズミが大きな被害をもたらす前に駆除しようとします。

ネズミは「ラット」という毒針を発して、相手をどろどろにする能力を持っています。

二人は1匹を倒すことに成功しますが、知能の発達した2匹目に攻撃されます。

承太郎は仗助の能力を信じて自ら囮となり、2匹目のネズミを倒すことに成功するのでした。

その後、仗助達は別の場所で「吉良吉影」という凶悪な殺人鬼と出会います。

岸辺露伴と康一は幽霊の杉本鈴美によって、吉良吉影が連続殺人を犯していることを知らされ、彼を捕まえることを決意します。

また、仗助と億泰はスタンド「ハーヴェスト」を持つ重ちーという人物と遭遇し、金儲けをしますが、欲にかられた重ちーに裏切られる事件に遭遇します。

仲間割れを経て、彼らは重ちーを打ち負かし、事件を解決します。

【ジョジョ】戦慄の連続殺人鬼

杜王町には謎めいた男、吉良吉影という人物がいました。彼は独身で世間との関わりを断っているように見えますが、実は独身女性を次々と殺害する殺人鬼でした。

やがて彼との絡みに伏線が残され、杜王町が再び舞台となります。

ある日、吉良は女性の切断した右手を袋に入れて生活している最中、同じ袋を持った重ちーによって遺体の右手が発見されてしまいます。
これをきっかけに吉良は重ちーを殺そうとし、壮絶なバトルが始まります。

吉良のスタンド「キラークイーン」は手に触れたものを爆弾に変える強力な能力を持ち、先手を取って重ちーの頭を爆破してしまいます。
重ちーは仗助に助けを求めに行きますが、キラークイーンの爆弾によって消滅してしまいます。

その後、ボタンを持ったスタンド「ハーヴェスト」が現れ、仗助は重ちーの死の真相を知り、仲間たちと共に殺人犯の正体を突き止めることを誓います。

一方、山岸が美容整形院で康一と出会い、お互いに惹かれ合っていくという話の後で、承太郎と康一が洋服店での調査中、重ちーが持っていたボタンと同じものを発見し、吉良の犯行を疑います。

吉良は洋服店での事件をきっかけにして承太郎と康一の命を狙うこととなり、自らのスタンド「シア・ハート・アタック」を用いて二人に襲い掛かります。

しかし、承太郎と康一は奮闘し、康一のスタンド「エコーズ」が進化して「エコーズ act.3」となり、シア・ハート・アタックと吉良を撃退します。

けれども、隙をついて吉良は逃走し、仗助たちは彼を追いかけることになります。

吉良に逃げられた仗助たちは吉良の過去暮らしていた家に侵入し、犯人を特定しようとします。

そこで吉良の父親が現れ、スタンド能力を使って攻撃してきます。

彼のスタンドは写真を用いて攻撃するという奇妙な能力で、仗助たちは苦戦を強いられます。

承太郎は巧妙な策を用いて一時的に父親を封じ込めるものの、彼は巧みに億泰を騙し脱出し、自宅から弓と矢を奪って逃走します。

一方、吉良は別の人物に変装して新たな逃走を図ります。

彼は冷め切った家庭に紛れ込み、またしても手を汚すことでしょう。
果たして仗助たちは吉良を捕らえ、彼の連続殺人の魔の手を止めることができるのでしょうか?

戦いはまだ終わっていないようです。

【ジョジョ】生み出されたスタンド使い

吉良の父親は弓と矢を手に、仗助を倒すために新しいスタンド使いを生み出そうとしていました。

彼は最初に大柳賢という少年を選びました。大柳は「ボーイ・II・マン」というスタンドを持ち、ジャンケンの勝負に勝つと相手の能力を奪うことができました。

岸辺露伴は彼に挑戦しましたが、ジャンケン勝負で敗北してしまい、自らのスタンド能力を奪われてしまいました。

しかし、露伴は透明の赤ちゃんを使い、大柳のチョキをグーに変えて勝利を収めました。

次に吉良の父親は支倉未起隆に矢を放ちましたが上手くいきませんでした。

支倉は宇宙人だと主張し、仗助は彼の能力を疑い始めます。

仗助は支倉の能力を利用して岸部露伴とチンチロの勝負を申し込み、イカサマで勝利します。

しかし、遺恨を残す結果となりました。

後日、露伴とバスに乗った仗助はトンネルの中で吉良吉影らしき人物を目撃します。

露伴がトンネルの中に調査に行くと、ハイウェイ・スターに襲われ、拘束されてしまいます。

幸い、仗助と康一の活躍によってハイウェイ・スターの使い手である噴上裕也を倒すことに成功します。

一方、吉良は猫の姿で現れたスタンドを手に入れました。

ストレイ・キャットと名付けられたこのスタンドは、空気を操る能力を持ち、吉良のキラークイーンの爆弾を封じ込めることができました。

吉良はストレイ・キャットと共に生活を始めますが、息子の早人によって真実が明らかになるのは避けられません。

一方、仗助と億泰、支倉は鉄塔に住む奇妙な人物・鋼田一豊大に出会います。

彼のスタンド、スーパーフライは一人だけを鉄塔に閉じ込めることができます。

仗助は激闘の末に鋼田一を倒します。

その後、岸辺露伴は家の修理を頼んだ乙雅三(きのとまさぞう)という男性と出会います。

乙はチープ・トリックというスタンドにより、自分の背中を誰かに見られると死んでしまう運命に苦しんでいました。

露伴が彼の背中を見てしまい、チープ・トリックが彼に乗り移ってしまいます。

康一の協力を得、露伴は亡霊の杉本鈴美の力を借りてチープ・トリックを打破します。

【ジョジョ】絶望と希望の戦い

ここで川尻家に焦点が移ります。

早人は父親の正体を暴くために吉良吉影を追跡しますが、その間に仗助達が刺客に襲われています。

その結果、吉良は新たなスタンド能力「バイツァ・ダスト」を手に入れていました。

早人はバイツァ・ダストが吉良の正体を他の人に教えようとすると、その対象は爆発してしまい、その日の朝まで時間が巻き戻る能力だと知ります。

この力により、早人は吉良の正体を誰にも話すことができなくなります。

露伴は早人に接して情報を得ようとしますが、「ヘブンズ・ドアー」を使う瞬間に爆死してしまい、再び朝に戻ります。

これにより、露伴は早人から情報を聞き出さなくても、以前の世界で早人から情報を得た時間に自動的に爆死してしまう運命を辿ります。

早人は絶望的な状況に陥りますが、仗助、億泰、承太郎、康一の四人と接触します。

この四人は早人に対して質問攻めを行いますが、爆死してしまい、早人の味方が次々と失われていきます。

そんな中、早人は吉良を倒すために自らの決意を固めます。

彼は天井裏に隠してあったストレイ・キャットをこっそり持ち出し、吉良が話しかけてくるのを待ちます。

早人の決意を感じ取った吉良はなかなか近づきませんが、突然攻撃を仕掛けられます。

しかし、吉良は攻撃をかわし、早人は絶望に包まれます。

吉良は自分の勝利を確信し、正体を早人に明かします。

しかし、早人は事前に仗助に電話で連絡しており、仗助と億泰は川尻浩作の正体が吉良だと気付いて駆けつけます。

吉良はストレイ・キャットに同化して空気砲に爆弾を乗せて攻撃し、億泰を戦闘不能に追い込みます。

仗助は悲しみに打ちひしがれながら吉良と戦います。

定助は民家に隠れながら吉良の隙を伺い、吉良の父親を倒し自らの血を武器として吉良と対峙します。

一進一退の攻防の末、億泰が蘇り形勢は逆転し、承太郎なども加わり吉良は窮地に立たされます。

吉良は重傷を負いますが、心配した看護師に爆弾を仕掛けて「バイツァ・ダスト」を発動しようとします。その瞬間、吉良は過去の時間に巻き戻ります。

けれどもそこには杉本鈴美がいました。

吉良は自分が「バイツァ・ダスト」を発動し、仗助達と戦う前に死亡していたことに気付きます。

仗助との戦いの末、救急車に轢かれて死んでいたのでした。

吉良は絶望の中で、鈴美によって亡霊を呼び寄せられます。数々の亡霊によって吉良の魂はバラバラにされます。

杉本鈴美は康一や露伴らと別れを告げ、成仏していきます。

そして承太郎とジョセフが杜王町から旅立つシーンが描かれます。

ジョセフは承太郎に、この町の若者は『黄金の精神』を持っており、それがある限りこの町は大丈夫だと伝えます。

仗助との別れを笑顔で終わらせた後、杜王町の景色が広がり、「ジョジョの奇妙な冒険第4部」が幕を閉じます。

まとめ

ジョジョの奇妙な冒険第4部「ダイヤモンドは砕けない」のあらすじを書いてみました。

4部は、3部と違って杜王町という限られた空間の中で事件が起こるという設定になっています。

日常の中の非日常が垣間見られる、面白い設定です。

そのため、ジョジョの作品内では異色の存在になっています。

決してつまらないというわけではなく、むしろサスペンス要素があって面白いのですが……。

気になった方はどうぞ手に取ってみて下さいね。

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