【ジョジョ】トリッシュのその後は?結末はどうだったの?

トリッシュ・ウナは『ジョジョ』第5部、「黄金の風」に登場するキャラクターです。

パッショーネというギャング組織のボスの娘であり、物語の初めではジョルノたちは裏切りの危険から彼女を護衛する任務が与えられます。

護衛の任務が完了すると、彼女は一度ボスの元へ引き渡されますが、その後トリッシュが殺されかけ、そのことでブチャラティがボスや組織を裏切ったことで、彼女は仲間として同行することになります。

逃亡中に彼女のスタンド能力が目覚め、物語のラスボスであるディアボロとの戦いでも最後まで生き残る勇気を見せました。

物語の後半では、トリッシュのその後の行方は詳細に描かれていません。

組織との関係についても明確な言及はなく、彼女が今後どのような人生を送っているのかは分かりませんが、組織に関わらず自分の道を歩んでいると思われます。

【ジョジョ】ボスとの最終決戦!その後のトリッシュは?

運命の舞台、コロッセウムで繰り広げられた壮絶な戦い。

最強の組織のボスであるディアボロとの最終決戦が始まりました。

ジョルノ・ジョバァーナは矢を手にして、ゴールド・エクスペリエンス・レクイエムという強力なスタンド能力を発動させました。

その力により、ディアボロのスタンドであるキング・クリムゾンの力さえも無力化し、彼を倒すことに成功しました。

しかし、それだけではありませんでした。

戦いの中でシルバーチャリオッツレクイエムというスタンド能力が発現し、ミスタとトリッシュの魂が入れ替わってしまいました。

ミスタの肉体に宿ったトリッシュは、最初は困惑していましたが、精神と肉体が元に戻ってからは、ミスタの体の特徴に対する否定的な感情もなくなり、むしろ懐かしさを感じるようになったとのことです。

喜びに包まれた彼らは、生きている(と信じている)ブチャラティの元へと向かいました。

彼らは二人で彼のもとに駆けつけ、戦いの終結を知らせようとしました。

そして、物語のコミックス本編において、トリッシュ・ウナが登場する最後のシーンが描かれました。彼女の姿は、ここで終わりとなりました。

一方、ジョルノ・ジョバァーナは新生パッショーネのボスに就任し、ミスタとポルナレフ(亀)は彼の側についていました。

彼らは組織の中心で新たな時代を切り開いていくことになるでしょう。

一方、トリッシュは一般人であり、組織との関わりはなくなったようです。

彼女は普通の生活を取り戻したのでしょうか?

彼女の母親は亡くなってしまいましたが、彼女自身は組織の過去から解放され、新たな道を歩んでいくことができるのかもしれません。

過酷な戦いが終わり、新たなる未来が待っています。

彼らの物語はここで終わりではなく、新たな冒険へと続いていくのでしょう。

【ジョジョ】第5部の後日談「恥知らずのパープルヘイズ」

先ほど述べた通り、トリッシュ・ウナの後日談はコミックスでは一切描かれていないことが確かです。

読者の想像に任せるようになっているのでしょうか?

しかし、原作漫画では描かれなかったものの、2011年に発売された小説「恥知らずのパープルヘイズ」において、彼女のその後が語られていました。

この小説は、ジョジョの奇妙な冒険・第5部の後日談として位置づけられており、中心人物はフーゴです。

第5部が終了したのは1999年でしたので、なんと12年以上も経ってから続編が描かれることとなります。

小説の執筆は荒木先生ではなく、「ブギーポップは笑わない」シリーズで知られる上遠野浩平さんが手がけています。

この小説では、第5部で生き残ったキャラクターたちが全員登場しています。

フーゴのほかにも、ミスタやトリッシュ、そしてジョルノ・ジョバァーナも登場します。

さらに、かつて戦った敵スタンド使いであるサーレー(スタンド:クラフトワーク)やズッケェロ(スタンド:ソフトマシーン)も物語の中で姿を見せます。

小説「恥知らずのパープルヘイズ」の中で、トリッシュ・ウナが登場するのは、重要なシーンとも言えるリストランテでの場面です。

しかし、実際にリストランテにいたのはフーゴとジョルノの二人で、トリッシュは店内で流れているラジオ番組に出演していたのです。

最初はトリッシュの歌が流れ、その後番組の司会者が彼女にインタビューします。

彼女が歌手活動を再開し、期待の新人としてCDデビューを果たしたことが明かされます。

さらに、彼女がしばらく姿を消していた理由にも触れられます。

それはもちろん、ブチャラティチームと共に行動していたためです。

トリッシュは具体的な詳細は明かしませんが、「サルディニアやローマを旅していた」と語っていました。

さらに、「恥知らずのパープルヘイズ」では、トリッシュのその後に関連する別のエピソードも用意されています。

物語の終わりの次の話では、「トリッシュ、花を手向ける」という話が続きます。

このエピソードは非常に短く、14ページ程度の分量です。

ブチャラティがコロッセオで命を落とした後、トリッシュは彼の墓を訪れます。

すると、ブチャラティの母親が墓の前に現れます。

彼女は本編でも回想シーンに登場していました。

長い間息子と会っていなかった母親は、ブチャラティの死についてトリッシュに尋ねますが、トリッシュはどう答えるか悩みます。

ちなみに、「トリッシュ、花を手向ける」では、ディアボロを撃破した後にブチャラティの遺体を発見する場面も描かれています。

ブチャラティの死を知らずにやって来たミスタは、その事実に怒りを覚え、ブチャラティの死を知っていたジョルノに銃を向けます。

また、小説「恥知らずのパープルヘイズ」では、フーゴとジョルノが再会する場面も描かれています。

【ジョジョ】トリッシュのその後は?:まとめ

トリッシュ・ウナのその後は、原作の方では描かれませんでしたが、小説「恥知らずのパープル・ヘイズ」で補完された形です。

筆者はそもそもフーゴのその後が気になっていたので、この小説は楽しんで読めました。

フーゴの他にも第5部で生き残った面々が出てきてくれるので、お得な一冊と言えそうです。

もし興味があったら、どうぞ読んでみて下さいね。

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