この記事は『ジョジョ』シリーズの人気キャラクター、徐倫の最後についてお伝えします。
徐倫は、最初のうちは普通の女の子といった体でしたが、様々な経験を積むうちに、次第に精神的に強く、逞しくなっていきます。
そんな彼女の成長ぶりもジョジョ第6部「ストーンオーシャン」の魅力のひとつです。
そんな彼女がどう戦い、どうなったのか。これからご紹介していきたいと思います。
【ジョジョ】徐倫の最後はどうだったの?
徐倫の物語は、彼女自身の成長とともに進化してきました。
彼女は数々の敵との戦いを経験し、力強さや決断力を身につけてきました。
そして、最後の戦いでは、これまでの戦い以上の困難に立ち向かわなければなりません。
ですが、結論から申し上げますと、徐倫はプッチ神父との戦いに破れ、体を粉々に砕かれて死んでしまいます。
それまでにも承太郎やエルメェス、アナスイがプッチ神父の手にかかり、次々と死んでいきました。
残された徐倫とエンポリオは、徐倫の「ストーン・フリー」でイルカを捕まえ、イルカに引っ張られてプッチ神父から逃げ延びます。
けれどこのままでは追いつかれてしまうと感じた徐倫は、エンポリオに皆の全てを託して逃げ延びさせ、自分はその場にとどまってプッチ神父と戦うことを選ぶのです。(「来いッ!プッチ神父」)
いやあジョジョメンバーが倒され、無惨な姿になったときはもう悲鳴あげちゃったよ😭
最後の「来いッ!プッチ神父」の場面はもう…😭 pic.twitter.com/7oTn0QxRRB— 東方ルカ (@HigashigataLuca) April 26, 2023
ですが、神父の「メイド・イン・ヘブン」のスタンド能力は強力すぎて、もはや徐倫の力をもってしても歯の立つものではありませんでした。
勝負は一瞬でついてしまい、「ストーン・フリー」は粉々にされ、徐倫の命も潰えるのです。
徐倫の死は、作中ではハッキリと描かれているわけではありませんが、まるで亡くなったことを暗示するかのように、海の上を(徐倫を象徴する)沢山の蝶が飛んでいく様子が描かれています。
【ジョジョ】残されたエンポリオは?驚きの展開に迫る!
プッチ神父の「メイド・イン・ヘブン」というスタンドは、時を無限大に加速させ、宇宙を終焉に向かわせ、特異点をきっかけにまた再び宇宙が生まれ、地球が生まれ、生命が誕生し、そうして「メイド・イン・ヘブン」が発動した瞬間に戻ってくるといったものです。
ただし、戻ってきた者たちは(生きているものしか戻ってこれない。死んものたちは淘汰されて、その死んだものに似た別の何かに置き換えられる)以前と全く同じというわけではなく、自分の身にこれから何が起こるのか、全てを「体験し」、知っている状態でもどってくるということです。
例えばこれから何歳の時に事故にあって死んでしまうとか、何歳の時に結婚し、何歳で子どもを産むとか。
プッチ神父曰く、それこそが幸福なのだと。
一人ではなく全員が未来を覚悟できるからこそ、覚悟したものは幸福になれるのだと。
その幸福のためにはエンポリオがいては邪魔なのだとプッチ神父は言います。
そのため、プッチ神父は「メイド・イン・ヘブン」が完成する一歩手前で時の加速を止め、エンポリオを始末しようと動き出します。
舞台はグリーン・ドルフィン・ストリート刑務所内。
この刑務所内ではエンポリオは自分のスタンド「バーニング・ダウン・ザ・ハウス」を使うことができるので、そこへ逃げ込もうとしますが、エンポリオの行動は全てプッチ神父に読まれています。
けれどもプッチ神父がスタンドの鉄拳をエンポリオの頭部に炸裂しようとしたとき、エンポリオの機転が働きます。
エンポリオは自分のスタンド「館の幽霊」のピアノ室に逃げ込みながら、ウェザー・リポートの能力のディスクを自分の頭の前に掲げ、ウェザーのディスクをプッチ神父のスタンドで頭に押し込んでもらい、ウェザーのスタンド能力を使えるようにします。
けれどもピンチな状態は変わらず、プッチ神父は時を加速させてエンポリオを追い詰めます。
エンポリオは詰んだと思われたかに見えましたが、プッチが時を加速させている間に純粋酸素をピアノ室中に集めます。
博識なエンポリオ曰く、『生物にとって最も身近にある猛毒は、空気である。生き物にとって生きるためには「酸素」が必要だ。だがその濃度は空気中では40%以下でなくてはならない。100%純粋な酸素は猛毒で、生物を死に至らしめる。鉄ならあっという間に錆で腐食させ、炎なら爆発させる。人体の細胞分子なら電子を奪って次々と組織を破壊していく』とのことで、プッチ神父の体組織をどんどん破壊していきます。
もちろんエンポリオも無傷ではすみません。
けれど、ウェザー・リポートの接近戦の能力を使って、プッチ神父の頭部を破壊し、これにより「メイド・イン・ヘブン」は完成を見ずに失われてしまいます。
そのため、人々は運命に対しての覚悟が出来なくなり、相変わらずの(プッチ神父曰く)不完全な状態のまま、パラレルワールドを進んでいくことになるのでした。
【ジョジョ】徐倫の最後はどうだったの?:終わりに
ジョジョの奇妙な冒険、第6部「ストーンオーシャン」に出てくる空条徐倫の最後と、その後のエンポリオ少年とプッチ神父との戦いについて書いてみました。
徐倫の物語の結末への期待と感動の舞台は、読み手を惹きつける魅力に満ちています。
彼女の運命や成長、そして最後の戦いがどのように描かれるのか、読み手は心躍らせながら物語の結末に向かっていくのです。
結末への期待と感動の舞台が交錯する徐倫の物語は、読み手を魅了し続けます。
彼女の勇気と成長に感動しながら、結末へと向かう興奮を共有しましょう。
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