広瀬康一は、『ジョジョ』第4部、「ダイヤモンドは砕けない」及び第5部「黄金の風」のブラック・サバス戦まで登場するキャラクターです。
広瀬康一は、初めはスタンド使いではない普通の高校生でした。
それが、虹村形兆の「矢」に打たれ、瀕死の重傷を負ったところを東方仗助のクレイジーダイヤモンドに治癒されることで、スタンド能力を身に付けます。
広瀬康一は、本来ならスタンドを持たない側の人間でしたが、仗助に助けられ、「矢に打たれた」という事実だけが残り、スタンド能力を発現します。
そんな広瀬康一のスタンドは、どんなものなのでしょう?
【ジョジョ】こういち君のスタンドはどんなもの?エコーズ徹底解剖!
広瀬康一のスタンド名は「エコーズ」です。
これはACT1(アクトワン)からACT3(アクトスリー)まであり、虹村形兆に脅されて出した時のエコーズは卵の形をしていました。
その時の戦いでは殻にひびが入る程度でしたが、その後小林玉美との戦いでエコーズは殻を破り、エコーズACT1として誕生します。
エコーズACT1(アクトワン)
Netflixで
ジョジョの奇妙な冒険 Part4 ダイヤモンドは砕けない
をいまさら見てる
エコーズACT1があいかわらずカワイイなぁ pic.twitter.com/W1hRifW8P4— ま〜さ (@maaasa_777) April 25, 2021
- 破壊力:E
- スピード:E
- 射程距離:B
- 持続力:B
- 精密動作性:C
- 成長性:A
パラメーターを見て分かる通り、生まれたてでパワーやスピードが無く、ほとんど何もできないように見えますが、射程距離や持続力、成長性はずば抜けています。
ちなみに射程距離は50mほどです。
能力は、物体に擬音(ドシュウウウウ、等)を貼り付け、その音を繰り返し響かせる、といったものです。
また、本体である広瀬康一の気持ちを文章にしたものを相手に貼り付けると、相手の心にその思いを強く訴えかけることが出来ます。
小林玉美との戦いで、広瀬康一は錠前を付けられた母親に「信じて」と信頼の言葉を投げかけています。
ただし、山岸由花子に対しては、この能力は効きませんでした。(「大嫌いだ」という言葉)
相手の思い込みが激しかったことがその一因だと思われます。
広瀬康一は、初めのうちこそスタンドに戸惑い、その能力を上手く扱えませんでしたが、だんだんとスタンドを使えるようになっていきます。
それと同時に彼の心も成長していきます。
すると、それに呼応するようにスタンドもまた進化するのでした。
それがACT2です。
エコーズACT2(アクトツー)
【ジョジョ】エコーズACT2は使いこなすのが大変そう
↓記事詳細はリプ欄にて↓ pic.twitter.com/xgrsqQcAac
— 鬼滅の刃最新情報まとめ【ジャンプ】@フォロバ100% (@kimetsu_info) February 16, 2021
- 破壊力:C
- スピード:C
- 射程距離:B
- 持続力:B
- 精密動作性:B
- 成長性:A
こちらは、ACT1よりも若干小型化したエコーズになっています。
射程距離はACT1と同じ50mです。
擬音は、ACT1のように物体に貼り付けることが出来る他、しっぽを切り離して文字の形に変形させ、それに触れたものに文字の効果を体感させる能力があります。
例えば「ドジュウウウウウ」という焼けるような擬音をしっぽ文字としてドアのノブ等に貼り付けておくと、そのドアのノブに触れたものが「熱い!」と体感できるようになります。
ただし欠点もあり、しっぽの先端を擬音文字に変換しているため、この能力が使えるのは一度に一回までです。
また、しっぽ文字を破壊されてしまうと、今度は本体にダメージが返ってきます。
まだまだ広瀬康一のスタンドは進化します。
エコーズACT3(アクトスリー)
ジョジョのエコーズact3って何で音と関係無い能力になっちゃったの? https://t.co/VFd0Xeb2ny pic.twitter.com/SQBZjvGdLd
— アイドルあんてなNeo (@idolantenna_neo) September 3, 2016
第4部
- 破壊力:B
- スピード:B
- 射程距離:C
- 持続力:B
- 精密動作性:C
- 成長性:A
第5部
- 破壊力:A
- スピード:C
- 射程距離:D
- 持続力:C
- 精密動作性:C
- 成長性:B
第4部と第5部とでは、破壊力が上がった代わりにスピードや射程距離、持続力が下がっています
より近接タイプになったということでしょうか。。
けれども成長性はBなので、まだまだ成長の余地を残しているスタンドと言えそうです。
エコーズの形状は、これまでは長い尻尾を持った虫に近かったのですが、今回のACT3は小柄な人型となり、自意識を持っていて会話もできるようになりました。
広瀬康一には丁寧な口調で喋りますが、その内容はなかなかに口汚いです。
破壊力、スピードが上がり、肉弾戦が可能となっています。
その分射程距離が今までの50mから人間並みの5mへと変化しました。
最大の特徴は、「3 FREEZE(スリー・フリーズ)という能力です。
この能力を使い、第4部の最終戦、吉良吉影のバイツァ・ダストを広瀬康一は阻止しています。
能力の内容は、殴った物体を重くするというもので、広瀬康一本体が敵に接近すればするほど重くなっていき、30cmくらいまで接近すれば相手のスタンドも地面にめり込んでほとんど動けなくさせることが出来ます。
ただし、同時に一つのものしか重くすることが出来ず、射程距離の外に出てしまうと能力そのものが解除されてしまって、、もう一度殴らないと重くすることが出来なくなります。
ちなみに、この3つの形態は広瀬康一の意思で自由に変化させることが可能です。
【ジョジョ】こういち君のスタンドはどんなもの?:まとめ
広瀬康一のスタンド、エコーズについてまとめてみました。
「成長するスタンド」でここまであからさまなのは、このエコーズが初めてだったのではないかと思います。
あと、『3つの形態は広瀬康一の意志で自由に変化させることが可能』と書きましたが、実際に作中で変化しているのはACT3からACT1へで、ACT3になってからはACT2の出番が全く無くなってしまいました。
おそらく、ACT2は利便性が良すぎて作者の荒木先生がまずいと思ったのかもしれません。
そのうちまた、エコーズのようなスタンドが出てきてくれると良いのですが。
擬音を制するスタンド、面白すぎます。
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