ジョジョの第2部「戦闘潮流」は、柱の男たちとの戦いの記録でもあります。
柱の男は、カーズ、ワムウ、エシディシ、そしてサンタナ。
サンタナ以外の3人は、ジョセフと戦った後どうなったのか、結末が描かれています。
けれどもサンタナにはそれが描かれていません。
サンタナは、その後どうなったのか?調べてみました。
【ジョジョ】サンタナのその後は?生きているの?死んでいるの?
結論から申し上げますと、サンタナはジョセフと戦って太陽の光を浴び、バラバラになって石化しますが、死んではいません。
サンタナはそのままスピードワゴン財団が回収しますが、細かく砕かれ粉になった部分も生きているのです。
財団の科学者たちが24時間体制で紫外線を照射し、石の状態を保とうとしていますが、その状態でもヘビを放つと石の体にヘビを取り込むと言った捕食行為が見られました。
サンタナは、石になった状態でも生きていると言った方がよさそうです。
ただ、サンタナの描写はここまでで、あとは話が柱の男の他の面々に移っていってしまうので、サンタナがその後どうなったのかは正直言って分かりません。
もしかしたら、スピードワゴン財団がサンタナを消滅させる方法を見つけて、この世から完全消滅させることが出来たかもしれませんし、それとは逆に、今もなお24時間紫外線を当て続けて厳戒態勢で柱の男を見守っているのかもしれません。
正直、荒木先生がサンタナのことを忘れてしまったのではないか?とも思われます。
(可能性は無きにしも非ず)
サンタナのその後がどうなったのか。それは、作者の荒木先生にしか分からない事なのかも知れません……。
【ジョジョ】柱の男サンタナとは?
柱の男とは、第1部でディオを吸血鬼に仕立て上げた「石仮面」を作った古代人たちのことです。
発見されたときに柱の中に自分の体を埋め込むような形で眠りについていたため、この名前が付きました。
柱の男にはそれぞれ頭に角が生えていて、メキシコの壁画によると、角の形と彫られている顔の位置関係で、序列があるとのことでした。
一番下の序列がサンタナ。
サンタナは他の三人の柱の男たちに比べ、1/10しか生きていないヒヨッコであったとのことで、それでもジョセフたちを追い詰め、多大な犠牲を出しました。
シュトロハイムの自爆が無かったら、サンタナを倒すことは出来なかったことでしょう。
柱の男は、柱の状態でも生物を捕食します。
そのため、シュトロハイムらナチスドイツ軍は、サンタナを目覚めさせるために多量の捕虜の血を柱に吸わせました。
そして、サンタナが柱から出てきたところで、今度は石仮面をかぶせ吸血鬼化させた捕虜にサンタナを襲わせます。
すると、サンタナは吸血鬼を体全体で取り込んで喰らってしまいます。
吸血鬼の能力すべてをこれでサンタナは吸収したことになります。
人間はおろか、吸血鬼ですら捕食対象になっているというこの事実。
柱の男は生態系の頂点に君臨する存在でした。
ただし、この柱の男に唯一対抗できる手段が「太陽のエネルギー」。
すなわち波紋法です。
この呼吸を生まれながらに体得していたため、ジョセフはサンタナとの接近戦でも喰われずに済みました。
あと、サンタナで特筆すべきは全身の骨格をバラバラにして、どんな場所にでも入り込むことができるその能力。
そして、バラバラにされても元に戻ろうとする生命力の強さ。
まるで、細胞一つ一つが意思を持って動いているようです。
驚異的な強さを誇るサンタナですが、これでもまだヒヨッコ扱いなのです。
他の三人の強さは推して図るべし、です。
強すぎる……。
【ジョジョ】サンタナのその後は?:まとめ
ジョジョにおける柱の男サンタナのその後と、サンタナについて書いてみました。
サンタナの最後はどうだったのでしょう。
想像しかできませんが、個人的には消滅していて欲しいなと思います。
柱の男がもし現代社会に存在したら、恐怖しかないと思います。
チベットの奥地で波紋法が人知れず伝えられていることを祈るばかりです。
そういう意味では、石仮面もこの世に出てきてはいけない存在ですね。
人には触れてはいけない領域がある。
使い古された言葉かもしれませんが、全くその通りだと思います。
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