『ジョジョの奇妙な冒険』は、現在第1部から第9部までが発表されている、幅広い年齢層に支持を集める長編漫画です。
その人気ぶりは、シリーズ累計発行部数1億冊以上を突破したほど。
中でも第3部の人気は根強いです。
ですが、全ての始まりの物語として第1部の存在を無視するわけにはいきません。
そんな第1部、アニメ版は一体何話あるのでしょうか。
そしてコミックス版は?
調査してみました。
【ジョジョ】第1部は何話あるの?
結論から申し上げますと、ジョジョのアニメ版の第1部は全9話、コミックスの方は1巻~5巻の途中まで(全44話)です。
コミックスは2部以降になりますと、長編となってくるので腰を据えて読む雰囲気になるのですが、第1部は導入編といった感じで、割合サクッと読めてしまいます。
ジョジョ第1部に付けられた題名は、「ファントムブラッド」。
これはコミックスの時には無かった名称です。アニメ化されてタイトルが付きました。
【ジョジョ】第1部ってどんな話なの?あらすじは?
ことの起こりは古代メキシコの太陽の文明、アステカ。
アステカ文明には、奇妙な「石仮面」と呼ばれる仮面が伝わっていました。
その力は、使ったものに永遠の命と真の支配者の力をもたらすと言われています。
けれども仮面もアステカの民も、ある時を境に歴史の闇の中へと姿を消していきました。
やがて時は過ぎ、舞台は19世紀後半のイギリス。
産業と貿易が盛んに行われ、人々の思想や生活が激変していく、そんな時代でした。
この時代に、二人の少年が出会います。
一人は裕福な家の生まれで、本物の「紳士」を目指す、心優しく真面目で勇敢な少年、ジョナサン・ジョースター。
もう一人は貧しい家の生まれで、性格が歪んでいるディオ・ブランドー。
ディオはジョースター家に縁があり、ある時ジョナサンの前に現れます。
ディオはずる賢く、大人たちの前では聡明な少年のふりをするのですが、陰ではジョナサンの愛犬ダニーを焼き殺したり、ジョナサンと仲良しの女の子、エリナのファーストキスを奪うなど、ジョナサンに徹底的な嫌がらせをします。
実は、ディオの実の父親は酒におぼれる救いようのない男で、盗人でした。
ジョナサンの父親が馬車ごと崖から転落し、大けがを負った時に、ディオの父親はジョナサンの父を助けるどころか財宝を奪おうとします。
けれども意識が戻ったジョナサンの父親は、そんなディオの父が自分を助けてくれたものだと勘違いをし、ディオの父に恩返しを続けるのです。
そこでディオはジョースター家にやってきたのでした。
それから7年後、青年に成長した二人は周囲から友情があると讃えられます。
けれども当人たちはお互いに、一切の友情を感じてはいませんでした。
ジョナサンはディオの、いつ始まるとも知れぬ証拠のない嫌がらせに恐怖しており、ディオはジョースター家の財産にしか興味がなかったからです。
さて、ジョナサンの家の玄関ホールには謎の「石仮面」が壁に掛けられていました。
青年となったジョナサンは考古学に興味を持ち、特にこの「石仮面」の謎を追っていました。
この石仮面が後にこの二人の青年たちを数奇な運命へと巻き込んでいくことになるのです。
(続きはコミックス、又はアニメ版でお楽しみください!)
【ジョジョ】第1部は何話あるの?:まとめ
ジョジョの奇妙な冒険の第1部が何話あるかと、第1部のあらすじについて簡単にまとめさせていただきました。
第1部は全ての部の中で最も話は短いですが、始まりの物語なだけあって内容はものすごく濃いです。
個人的に残念だなと思うのは、「石仮面」、「吸血鬼」、「波紋使い」といったキーワードが第2部までで終わってしまうこと。(第3部からはスタンドが登場します)
この設定がものすごく好きだったので、少しだけがっかりです。
あと、アニメに関してですが、全9話、大体3時間半もあれば視聴できる量だと思います。(私はもう少しかかりましたが……)
コミックスに関しては、早い人は1時間もあれば読了できるのではないでしょうか。
じっくり読めば、そうはいかないと思いますが。
ジョジョの奇妙な冒険、お時間に余裕があるときに、どうぞ楽しんでくださいね。
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