【ジョジョ】ストレイツォは第一部ではどんなキャラ?二部ではどう?

『ジョジョ』の第一部、第二部にわたって登場するストレイツォについて書いてみました。

ストレイツォは、第一部の主人公、ジョナサン・ジョースターの師であるウィル・A・ツェペリの同門の兄弟弟子で、波紋戦士です。

そんなストレイツォは、一部と二部とで全くの違う顔を見せます。

調べてみました。

【ジョジョ】ストレイツォは一部ではどんなキャラ?

ストレイツォは、第一部では老師トンペティ、兄弟弟子ダイア―とともにツェペリを救うべく現れる波紋戦士です。

名前の由来は、イギリスのロックバンド「ダイアー・ストレイツ」だそう。

ダイア―とストレイツォはここから取られたわけですね。

黒髪の長身な美形で、あまりしゃべりませんが、ゾンビと戦う際には「このストレイツォ容赦せん!」が口癖のストレイツォ。

女性ファンも多かったようです。

ストレイツォのアニメの声優さんは、飛田展男(とびた のぶお)さんです。

ベテランの声優さんで、若島津健(キャプテン翼)やカミーユ・ビダン(機動戦士Zガンダム)など、多数の有名なアニメにて演じていらっしゃる方です。

さわやかな少年の声から特徴的な声まで使い分け、幅広い演技力のある方です。

さて、ストレイツォはチベットの山奥にて多くの波紋戦士を導いてきたトンペティ師の弟子のひとりです。

ツェペリの危機に駆けつけたトンペティ師に付き従っていたことから、同門の弟子たちのなかでも優秀な人材だったのでしょう。

もう一人、付き従ってきていた兄弟弟子のダイア―は、ディオに一撃を食らわせるも殺されてしまいます。

けれどもストレイツォは生き残り、第二部に話が続いていくのです。

第一部では、あまり出番が無かったわりに、「このストレイツォ容赦せん!」のセリフとイケメンさで人気を獲得したストレイツォ。

第二部では、どのようになってしまったのでしょうか。

【ジョジョ】ストレイツォは二部ではどう?

第一部では、正義の側として主人公のジョジョたちとともにディオと戦ったストレイツォ。

もしかしたら、ストレイツォの中にはこの時からある欲望が芽生えていたのかもしれません。

それは、「人を超越した優れた力を手に入れること」

第二部で登場したストレイツォは、歳は取っていましたが同い年であるスピードワゴンに比べると若々しく、波紋使いの力により肉体の老化を防いでいるのが分かります。(実際の年齢は75歳。第一部の登場時では逆算すると25歳になります)

そして、トンペティ師の後を継いで波紋法の指導者となっていたストレイツォ。

第一部でもそうでしたが、優れた波紋戦士であることがここから分かります。(ちなみに第二部の主人公ジョセフ・ショースターの師であり、母親でもあるリサリサは、このストレイツォの弟子です)

そんなストレイツォが最後に望んだものが、不老不死だったのです。

つまりは吸血鬼。ディオと同じ生き物になること。

もしかしたらそれは、ストレイツォの「老い」に対する恐ろしさ、怖さから生み出された感情だったのかもしれません。

現にストレイツォはこう語っています。

「わたしはどんどん老いる。「波紋法」さえこの老いは止められん……」

「わたしは50年前の戦いの時ひそかにディオにあこがれた……。あの強さに、美しさに、不老不死に!」

「わたしも石仮面の力が欲しいと思う!」

「老いた今!なにものをも超えた生き物となりたいと願う!」

二部で再登場したストレイツォは、スピードワゴンにメキシコの遺跡へと呼び寄せられ、そこで石仮面とともに石の柱と同化しつつ生きている柱の男(サンタナ)を見せられます。

スピードワゴンは柱の男が目覚める前に波紋法でこの柱を完全に破壊してもらうためにストレイツォを呼び寄せたのでした。

けれどもストレイツォは自らの欲望を優先し、逆にスピードワゴンら調査隊を全滅させ、壁に埋まっていた石仮面を被って吸血鬼となるのです。

【ジョジョ】ストレイツォの最後はどんなものだった?

吸血鬼になったストレイツォを迎え撃ったのはもちろん、第二部主人公のジョセフ・ジョースター。

スピードワゴンとは家族同然だった存在。

ジョジョがストレイツォを許すことはありません。

若返ったストレイツォは、ジョジョの反応を試すために無関係の女性の奥歯をひっこぬいたり(「このストレイツォ容赦せん!」が出ます)戦いぶりも容赦のないものでしたが、ジョジョの奇策の前に敗北します。

敗北したストレイツォは、自ら波紋法の呼吸をして波紋を体に流し、自殺に近い死を選びます。

「私は後悔していない……。醜くおいさらばえるよりも一時でも若返ったこの充実感を持って地獄へ行きたい……」

ストレイツォにとって、老いとは本当に恐ろしいものだったのでしょう。

その恐ろしさが、結果的に石仮面を使うという恐ろしい行為にストレイツォを駆り立てたのでしょう。

そして、おそらく一瞬でも若返ったストレイツォは、最後の言葉から察するに、これでも幸せだったのでしょうね。

【ジョジョ】ストレイツォは第一部ではどんなキャラ?:まとめ

以上、イケメン寡黙波紋戦士ストレイツォについて書いてみました。

ストレイツォは第一部と第二部とで印象がまるで変わってしまうキャラクターです。

第一部では「大好きだった!」というのに、第二部になって「ええー……」となってしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。

それでも、このストレイツォという人物は、人間の強さと弱さを体現した、ある意味すごく人間らしいキャラクターであったと思います。

すごく「ジョジョの登場人物」らしい、人物だったと思います。

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