『ジョジョ』の「レロレロ」。
この単語で検索をかけ、このページにたどり着いたあなたは、この行動が誰の擬音か、そして何を表すのかもきっと分かっていらっしゃることでしょう。
レロレロは、第三部の花京院典明がチェリーを舌先で転がすときの音です。
何話でそれが登場するのか?調べてみました。
【ジョジョ】レロレロって何話でやっているの?
レロレロは、原作であるコミックス版ですと、15巻の「黄の節制」(イエローテンパランス)その④に登場します。
アニメ版だと第三部の9話に当たるので、DVDの5巻に収録されています。
出典:集英社/荒木飛呂彦/ジョジョの奇妙な冒険
それにしても、花京院のこのような姿は意外です。
普段は冷静沈着、紳士的なふるまいを見せていた花京院ですが、好物のチェリーを前にしてはそんな様子も吹っ飛んでしまったみたいです。
ちなみに、『ジョジョ展』での物販ではこの花京院をモチーフにした「レロレロキャンディ メロン味とチェリー味」が販売されていました。
私がジョジョ展に行ったときにはすでに売り切れていましたが。(石仮面のレプリカしか無かった気がします)
手に入れた方が羨ましい!
その後、この花京院は色々なところでネタにされ、広がっていくことになります。
女性ファンも多かったことだろうに。不憫だ……。
【ジョジョ】レロレロってそもそも誰が始めたの?
最初にレロレロを始めたのは、花京院典明に化けた「イエローテンパランス」です。(本体の名は未公開)
やっかいな承太郎を一番初めに始末しようと承太郎の所に現れますが、それが彼の運の尽き。
怒らせてはならない男を怒らせてしまう羽目に。
ちなみに、下記は「イエローテンパランス」のレロレロの様子です。
はっきり言って気持ちが悪いです!
※ちなみに、レロレロの元ネタは「ビッグ」という映画でトム・ハンクスがやっていた癖だそうです。
出典:集英社/荒木飛呂彦/ジョジョの奇妙な冒険
「イエローテンパランス」は、腹が減ってしょうがねえぜ!と言って、このチェリーだけでなく、カブトムシを食べたり犬を食べたり、果ては承太郎まで食べようとするのですが、最終的に正体を見破られ、水中戦へと引き込まれて承太郎の「オラオラ」でやられてしまいます。
ただ、そこにいくまでの過程が本当に憎たらしいので、承太郎が「オラオラ」で相手をぶん殴ってくれた時には本当にスカッとします。
「イエローテンパランス」が食欲旺盛なのは、食らった肉と同化してどんどん大きくなっていくスタンドだからです。
食らえば食らうほど強く大きくなるため、色々なものを食べて取り込む必要があるのです。
レロレロに関しては完全に悪癖だと思いますが!
【ジョジョ】レロレロって何話でやっているの?:まとめ
以上、レロレロについてざっくりとまとめてみました。
「イエローテンパランス」と花京院の癖が同じであることに驚きです。
承太郎も、それを知って「やれやれ」と最後に鉄道のレストラン内でこぼすのですが。
あんまり褒められない癖ですが、なくて七癖。
人はそれぞれ癖をもっています。
中には人には言えない癖を持っている人もいるでしょう。
人間って、それでいいんじゃないかなあと思いました……。多分。
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