北斗の拳のナレーション声優は誰?どんな人なの?

『北斗の拳』のアニメで特徴的なのが、次回予告のシーンです。

あのナレーション担当の声優さんの独特のハイテンションな言い回しが、何というか癖になります。

この声優さん、一体どのような人なんでしょうか。

プロフィール、経歴、これまで担当してきたキャラなど、北斗の拳のナレーション担当の声優さんについて、チェックしてみました。

北斗の拳のナレーション声優は誰なの?

北斗の拳のナレーション声優は、千葉繁(ちばしげる)さんです。

千葉さんは、演じるキャラクターのイメージと違わずサービス精神がとにかく旺盛な方です。

けれども、役を演じる以外では非常に真面目な常識人の方です。

それでは、千葉繁さんのプロフィールを紹介します。

千葉繁さんのプロフィール

  • 名前:千葉繁(ちばしげる)
  • 本名:前田正治(まえだまさはる)
  • 出身地:熊本県
  • 生年月日:1954年2月4日(69歳)
  • 身長:166cm
  • 血液型:O型
  • 愛称:千葉先生、ちばしー、千葉ちゃん

※芸名の名字の由来は自身がファンだという、俳優の千葉真一さんからだそうです。

千葉繁さんの経歴

千葉繁さんは中学を卒業した後、集団就職で熊本から上京、日立横浜工場で働いていました。

その後劇団富士のオーディションに合格し、役者業をやることに。

ある日、洋画の吹き替えを知ったことをきっかけに声優業に興味を持ち、1976年、『ドカベン』のオーディションに合格したことで徐々に声優としてのキャリアを積んでいきました。

そんな千葉さんはギャグと渋みを使い分ける巧みな演技と、非常に独特な音程の高い声質を持つ方です。

けれどもそれ以上に有名なのが、強烈なアドリブを用いることです。

なんでも、あまりにアドリブをやることから、制作陣から渡された台本が白紙で、「セリフお任せ」の一言のみ添えられていた、という逸話もあるとか。

ちなみに、ゲーム作品などでは字幕と音声とでセリフが違うことがざらにあるそうです。

また、音響監督としても活躍されていて、多彩な方です。

音響監督は1989年、押井守監督のOVA『御先祖様万々歳!』で初の音響監督を経験。

その後音響制作の活動をするようになっていったそうです。

ただし近年ではその声優業の千葉繁さんへの需要の高さから、声優業と音響制作業が逆転してきているそうです。

ちなみに、北斗の拳のナレーションは、回を追うことに千葉さんがハイテンションになっていくことでも有名ですが、このままでは千葉さんがもたないということで、アニメ第二部にしてからしばらくは歌舞伎口調のナレーションで千葉さんのテンションを下げたそうです。

けれども視聴者から、「前の方が良かった」「前に戻さないならもうコミックスは買わない」などと言われ、結局もとのテンションで最終回まで突っ走ることになったということです。

北斗の拳のナレーション声優さんは、他にどんな作品に出ているの?

千葉繁さんの出演作品は、以下の通りです。

ドラゴンボール:ピラフ、ラディッツ、ガーリックJr.、ニッキー

北斗の拳:ジョーカー、ジャコウ、黒夜叉、ナレーション

Dr.スランプ アラレちゃん:摘突詰、タイム君、ニコちゃん家来

魁!! 男塾:鬼ヒゲ、卍丸、ナレーション(実写映画版)

ハイスクール!奇面組:一堂零

キン肉マン/王位争奪編:キン肉アタル、アデランスの中野さん

おそ松くん(2作目)/平成天才バカボン:ニャロメ、おまわりさん、レレレのおじさん

幽☆遊☆白書:桑原和真

ゲゲゲの鬼太郎:ねずみ男(4期)、黒坊主(6期)

その他多数

まとめ

北斗の拳のナレーション声優、千葉繁さんのプロフィールや経歴、出演作品についてまとめてみました。

千葉繁さんは、とにかく異色の経歴の持ち主だなあと感じました。

初めから声優を目指していたのではなく、これも逸話になりますが、俳優業をしていた時にしてしまった、ただ一度の遅刻で、その当時入っていたスケジュールをすべて白紙にされてしまい、どうしようとマネージャーに相談したところ、『ドカベン』のオーディションを紹介されたという……。

そしてそのまま、声優としての道を歩むことになったそうです。

本当、人生何が起こるかわからないものですね。

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