北斗の拳のハート様のセリフは?何話に出てくるの?

北斗の拳

北斗の拳に出てくるKINGの部下、ハート様。

名称はハートなのですが、なぜか「様」が付いてしまうという人気っぷり。

その人気は一体、どこから来るのか。

ハート様のセリフをもとに、探ってみました。

また、コミックスの何話に出てくるかも調べています。

北斗の拳のハート様のセリフはどんなもの?

北斗の拳のハート様のセリフは以下の通りです。

「やめなさい!!」

→町のバーテンに無体を働く自分の部下に対し、ハート様が言ったセリフ。

丁寧な言葉づかいで静止する様子は、一見良識ある大人に見えます。

かえって不気味です。

「ファ~~~ ったくカスどもが~ たったひとりの男にビクビクしおって情けないやつらだ!!」

→ケンシロウにおびえる部下たちを叱るハート様のセリフ。この余裕はどこから来るのでしょうか。

 

「さっ 続けなさい 困ったことがあったらなんでもいうといい きみたちは大事な労働力なんだ」

→街のバーテンに対し、にっこり笑いながら言うハート様。けれどその扱いはあくまで「労働力」である。

えげつない……。

 

「わたしにも一杯もらおうか」

「ん?」

「ち…血~~~」

→バーテンに優しく話しかけるハート様。手をついた先に割れたグラスのかけらがあり、それでハート様は自分の手を切ってしまう。

ああ、やっちまった……。

 

「いてえよ~~!!」

→発狂するハート様。バーテンの顔面を掌で潰してしまう。恐ろしい!

 

「いてえよ~~」

「いてえよ~~!!」

→また始まった、あの方は自分の血を見ると正気を失くして殺人鬼になるんだ!(部下・談)

殺人鬼と化したハート様は周りの物を手当たり次第に壊し始める。止められる者はいるのか?

 

「ハッハ―――ッ!! バカめ おれ様の体が拳法殺しといわれているのを忘れたか!!」

「ふ~~~ またやっちまった… あれほど血は嫌いだってのに…」

→ハート様を気絶させようと棍棒を一斉に投げた部下たち。

けれどハート様の体は難なく棍棒を飲み込み、逆に部下たちへと棍棒を発射した。

部下たちを倒し、得意げに言った後でちょっとだけ反省するハート様。

 

「ブヒ ブヒヒ…」

→ケンシロウの「ブタを飼っているのか?」に対するハート様のセリフ。お茶目すぎます!

 

「きみが北斗神拳とかをつかう男かね!? 人をブタ扱いするとはいい度胸じゃないか!」

→ケンシロウに抗議するハート様。あくまで態度は紳士的です。まだ。

 

「グフフフ 久しぶりに いきのいい獲物ですね 殺(や)りがいがある」

→ケンシロウの「ブタは屠殺場に行け」に対するハート様のセリフ。

この程度では、怒りません♪

 

「わたしは今まであらゆる拳法をこの体で殺してきたのですよ~~」

→ケンシロウの最初の一撃は全くハート様に効かなかった。

歌うように楽し気に言うハート様のセリフ。

まだ発狂モードじゃないところが怖いです。

 

「おれを倒せるのはKINGの拳 すなわち南斗聖拳だけだ」

→ケンシロウの北斗神拳は効かないと笑いながら言うハート様。

そして、力で負けたからKINGに従っている、という感ありありのセリフですね。

 

「ち…血~~」

「いてえよ~~!!」

→KINGが鳥の羽をハート様のほほに滑らせ、わざと血を流させてハート様を発狂させたシーン。

ケンシロウ、ピンチです!

 

「なにをバカなことを!!」

「に…肉が!!」

「な…なにを この~」

「え!?」

「あああ!!」

「ひっ!!」

「ひでぶっ!!」

→ケンシロウがハート様の肉を足蹴りによって脇に寄せ、北斗柔破斬によって倒すまでのハート様の一連のセリフ。

最後の断末魔は北斗の拳の代名詞と呼べるほど、有名なセリフです!

ハート様のセリフの考察

北斗の拳は全般に残虐なシーンが多いです。

この、ハート様の一連のやりとりでも、人間がゴミのように殺されていったりと、読者の感覚がわからなくなるほど大勢の人が殺されています。

ただ、ハート様はそんな殺伐とした中で、面白いキャラ設定がなされている人物です。

それがやけに人間味を醸し出していて、人気が出たのではないでしょうか。

最初のバーテンに話しかけるシーンでも、ハート様が流血しなければ、バーテンにとっては「暴漢から自分を救ってくれたありがたい人物」として映ったでしょうし。

殺戮マシーンにならなければ、ハート様は良識ある上司として部下を統率し、統治した街を大事にしたはずです。

あとは最後の断末魔のセリフ。

これこそが、ハートをハート「様」たらしめたセリフではないかと思います。

そうそう、あべしには、一応ちゃんと意味があるんですよ!

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北斗の拳の「あべし」の意味は? 誰が言ったの?

北斗の拳のハート様は何話に出てくるの?

ハート様はコミックス1巻の6~7話に登場します。

あまりにインパクトがあるので、登場話数も多いと思っていたのですが……。

それほどではなかったことに、逆にびっくりです。

そんなに登場話数がないのに、これだけの人気を誇るとは、やはりハート様はハート様なのだなあとつくづく思いました。

北斗の拳のハート様のセリフ:まとめ

北斗の拳でインパクトのある雑魚キャラとして、そしてその個性的すぎる断末魔の叫びで一躍トップ雑魚?として君臨したハート様。

何度見ても面白いなあと思います。

ところでKINGの部下は、スペード、ダイヤ、クラブ、ハートといるのですが、コミックス版ではハート様しかピックアップして取り上げられていません。

その分アニメ版では、その辺りがわりと丁寧に描かれていたりします。

(単にアニメが原作に追いつかないための配慮だったのかもしれませんが)

ハート様はやられキャラなので、コミックス版とアニメ版、(細かい描写は別として)扱いにさほどの違いは無いのですが、それでもただの絵だったハート様のセリフに声が入り、動くとなるとやっぱり違いますね。

あの「あべし」が声優さんの声付きで聞けるなんて!

ワクワクします!

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